プロンプトは通常、$が一般ユーザー、#がルートユーザーを表しています。プロンプトの変更は使ってるシェルによって違いますが、bashを例に挙げて説明すると、PS1と言うシェル変数を使用します。例えば、DOSプロンプトのようにしたければ、
$ PS1=”\w>”
のように、入力します。以下に表示文字の種類を記載します。
\a ASCIIコードのベル文字(07)
\d 曜日月日のフォーマット日付
\e ASCIIコードのエスケープ文字
\h ホスト名
\n 改行
\r 復帰
\s シェルの名前
\t HH:MM:SS形式フォーマットの時間表示(24時間)
\T HH:MM:SS形式フォーマットの時間表示(12時間)
\@ HH:MM形式フォーマットの時間(AM/PM)
\u ユーザ名
\v bashのバージョン表示
\V bashのバージョンとパッチレベル表示
\w カレントディレクトリ(/から表示)
\W カレントディレクトリ
\! 入力するコマンドのヒストリー番号
\# 入力するコマンドのコマンド番号
\\ バックスラッシュ
\[ 表示されない文字列の開始
\] 表示されない文字列の終わり
例えば、
$ PS1=”[\u@\h:\w]$”
[yamada@hoge1:/usr/local]$
こんな感じになります。しかし、このままではlogoutしたら元に戻りますので、ユーザーの.bashrcに、このコマンドを1行書き加えます。
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