ntpdateコマンドは、ntpサーバのクライアントモジュールである。
みんなntpdばかり使いたがるが(ntp鯖とntpクライアントとごっちゃに考えてる人を結構よく見かける)、本来NTPサーバなんぞそこいら辺に転がっているので利用させてもらえば良いではないか。なんて俺は思う(^^ゞ。ntpdateは、ntpサーバにアクセスして時刻をゲットして自サーバのタイムアジャストを行う。
ntpdateはここではすでにインストールされているものとする。
1.ntpdateを使う
[root@mity root]# /usr/sbin/ntpdate ntp3
14 Jul 12:07:34 ntpdate[1443]: step time server 192.168.0.14 offset 6.923766 sec
こんな感じにつかう。
CMOSクロックに書き込むときは、hwclockコマンドを使う。
[root@mity root]# /sbin/hwclock –systohc
書き込んだ時間を確認するときは、
[root@mity root]# /sbin/hwclock –show
2004年07月14日 12時07分55秒 -0.824089 秒
こんな感じになる。
2.クーロンで定期的にアジャストする
また、これをcronにより定期的に実行させたいなら、
[root@mity root]# vi /etc/crontab
省略
# Time Adjust
43 2 * * * root /usr/sbin/ntpdate ntp3 > /dev/null 2>&1
# CMOS Time Writting
15 1 * * 7 root /sbin/hwclock –systohc >/dev/null 2>&1
省略
ここでは、CMOSには一週間に一回しか書き込んでいないが、もっと頻繁に書き込むなら一日に一回でもいいだろう。
ボタン電池がへたって来たら、頻繁に書き込む必要が有るかもしれない。だけど、CMOSも寿命も有るのでそこいら辺の考慮も必要かも。
以上
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