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QuickTime movファイルをwmv WindowsMediaストリーミングVideo形式に変換する!

一般的なMPEGのムービーデータを容量の少ないストリーミングVideo形式に変換して利便性を良くする。


1.まずmovファイルをmpg(MPEG1)ファイルに変換する

フリーソフトTMPGEncは、プラグインQTReader.vfpを組み込むことでmovファイルをmpg(MPEG1)へ変換することができる。だが、このプラグインはQuickTimePlayerがインストールされていないと使えないので必ずQuickTimePlayerをインストールしておく必要がある。
QuickTimePlayerをインストールする場合は「基本インストール」を選択する。「最小インストール」を選択するとmpg変換しても音声が再生されないので注意が必要。

1) まずTMPGEncとQTReader.vfpをダウンロードする

それぞれzipファイルになっている。
TMPGEnc http://www.tmpgenc.net/ja/j_main.html
QTReader.vfp http://www.geocities.com/SiliconValley/4942/svcd.html

注)TMPGEnc無料版は、2週間の試用期間中は有料版と同じMPEG1と高画質のMPEG2が扱える。試用期間を過ぎるとメッセージが表示さるが、MPEG1機能だけで充分なのでこのまま使い続ける。

2)zipファイルを解凍する

TMPGEncを解凍する。
TMPGEncのフォルダができるのでQTReaderを解凍してできたQTReader.vfpファイルをそのフォルダの中に入れる。

3)TMPGEncを起動する

TMPGEncを起動するとプロジェクトウィザードが起動するが、これは使わないのでキャンセルを選択する。
「設定」→「環境設定」→「VFAPIプラグイン」タブでVFAPIプラグインと優先度を確認します。優先度はプラグイン名を右クリックすると変更できます。(図1)
変換するmovファイルを、TMPGEnc上にドラッグ&ドロップまたはファイル→プロジェクトを開くで映像を表示します。ストリームの種類は System(Video+Audio)を選択後、右下の設定ボタンを押し、ビデオの設定、オーディオの設定を行う。

図1

■ ビデオの設定(図2)
a.ストリーム形式はMPEG-1ビデオを選択。
b.サイズ(320×240)とフレームレート(30fps)を選択。
c.レート調整モードで固定品質(CQ)を選択。
d.動き検索制度はPCのスペックによって選ぶが、余裕が有れば最高画質(最低速)を選ぶ。

図2

■ オーディオの設定(図3)
a.オーディオタブを選択。
b.ストリーム形式はMPEG-1 Audio Layer Ⅱを選択。
c.サンプリング周波数は32000Hzを選択。
d.チャンネルモードはモノラルを選択。
e.ビットレートは32kbit/secを選択

図3

これで設定完了。圧縮開始ボタンを押すと変換を開始。サイズとフレームレートにより圧縮率が異なりますのでいろいろ試して個人的に好みの物を選ぶ。


2.mpgファイルをwmvに変換する

Windows Mediaエンコーダを使ってmpg→wmvに変換する。
そんでもって、mpgよりさらにファイルサイズを小さくする。

1)Windows Mediaエンコーダーをセットアップ
■ Windows Media エンコーダーをダウンロード
ここ

■ exeファイルを実行しインストールする

2) Windows Mediaエンコーダーを起動する
■ .「新しいセッション」「ウィザード」から「ファイルの変換」を選択。
■ コピー元ファイルにmpgファイルを、出力ファイルに作成するwmvファイル名を入力し「次へ」を押す。

3)mpg→wmvに変換操作
■ 
コンテンツの配信はWebサーバー(プログレッシブダウンロード)を選択
■ エンコードオプション ビデオはVHS品質ビデオを選択
■ オーディオは音声品質オーディオを選択
■ ビットレートは244Kbps、320×240を選択、またはコンテンツの配信はWindows Mediaサーバー(ストリーム配信)を選択
■ エンコードオプション ビデオはマルチビットビデオ(CBR)を選択
■ オーディオはマルチビットビデオ(CBR)を選択
■ ビットレートは282Kbps、320×240を選択
■ 完了ボタンを押すと自動的に変換が始まる。

以上

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