VineLinuxでCD-Rライティングする。
と言う目的で作業を行ったので以下に説明する。
1.ライティングソフトをapt-getする
ソフトは、X-CD-Roastを使った。依存するパッケージは全て VineFTPサイト に転がっている。したがって、
# apt-get update
まず、cdrtoolsをゲットする。
# apt-get install cdrtools
次に、大元のX-CD-Roastフロントエンドをゲットする。
# apt-get install xcdroast
これでインストールは完了。
あとは、設定を行う。
2.設定
ここまでは簡単だが、設定がちとややこしい。
◆ テンポラリディレクトリの設定
◆ CD-Rの認識その他
ライティング速度は、CD-Rドライブの能力の約半分の速度でライティングするのが望ましい。
俺の場合、ライティング速度がMax40倍速で有ったが12倍速程度に落としてライティングしなければ旨くいかなかった(;-_-;)
ATAPI(IDE)のCD-Rを使うときはLinuxの場合速度の問題が出てくる。高回転時にライティングが追い付かないのである。
したがって、SCSIエミュレーションと言う機能を使ってCD-RをSCSI機器としてエミュレートさせてライティングを行う。
SCSIエミュレーションの設定は以下のように行う。
/dev/hddがCD-Rの場合で説明する。
rc.localの最後に以下の記述を追加する。
# vi /etc/rc.d/rc.local
省略
modprobe ide-cd
modprobe ide-scsi
modprobe sg
この方法でやるかもしくは以下のように、
# vi /etc/modules.conf
alias scd0 sr_mod
alias scsi_hostadapter ide-scsi
options ide-cd ignore=hdd
のようにmodules.confに追記する方法も有る。
# vi /etc/lilo.conf
image=/boot/vmlinuz-2.4.22-0vl2.10
label=linux
read-only
root=/dev/hda3
append=”hdd=idc-scsi”
# rm /dev/cdrom1 ← /dev/hddからリンクしていたもの
# ln -s /dev/scd0 /dev/cdrom1 ← シンボルリンクを張る
dmesgコマンドでSCSIデバイスとして認識されているか確認する。
# dmesg
認識されている状態が表示される
旨く認識されていたら、成功!
以上
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