2022年8月、ホームページを全面リニューアルしました! 情報を分かりやすくお伝えできるサイト作りを目指してまいります。

LinuxでCD-Rへライティングする!

VineLinuxでCD-Rライティングする。
と言う目的で作業を行ったので以下に説明する。


1.ライティングソフトをapt-getする

ソフトは、X-CD-Roastを使った。依存するパッケージは全て VineFTPサイト に転がっている。したがって、

# apt-get update

まず、cdrtoolsをゲットする。

# apt-get install cdrtools

次に、大元のX-CD-Roastフロントエンドをゲットする。

# apt-get install xcdroast

これでインストールは完了。

あとは、設定を行う。


2.設定

ここまでは簡単だが、設定がちとややこしい。

◆ テンポラリディレクトリの設定
◆ CD-Rの認識その他

ライティング速度は、CD-Rドライブの能力の約半分の速度でライティングするのが望ましい。
俺の場合、ライティング速度がMax40倍速で有ったが12倍速程度に落としてライティングしなければ旨くいかなかった(;-_-;)

ATAPI(IDE)のCD-Rを使うときはLinuxの場合速度の問題が出てくる。高回転時にライティングが追い付かないのである。
したがって、SCSIエミュレーションと言う機能を使ってCD-RをSCSI機器としてエミュレートさせてライティングを行う。

SCSIエミュレーションの設定は以下のように行う。

/dev/hddがCD-Rの場合で説明する。

rc.localの最後に以下の記述を追加する。

# vi /etc/rc.d/rc.local

省略

modprobe ide-cd
modprobe ide-scsi
modprobe sg

この方法でやるかもしくは以下のように、

# vi /etc/modules.conf
alias scd0 sr_mod
alias scsi_hostadapter ide-scsi
options ide-cd ignore=hdd

のようにmodules.confに追記する方法も有る。

# vi /etc/lilo.conf

image=/boot/vmlinuz-2.4.22-0vl2.10
label=linux
read-only
root=/dev/hda3
append=”hdd=idc-scsi”

# rm /dev/cdrom1                ← /dev/hddからリンクしていたもの
# ln -s /dev/scd0 /dev/cdrom1         
← シンボルリンクを張る

dmesgコマンドでSCSIデバイスとして認識されているか確認する。

# dmesg

認識されている状態が表示される

旨く認識されていたら、成功!

以上

コメント